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〈解剖学〉だの、〈臨床学〉だの
〈病理学〉だのと、医学には

知っていながら、分かりにくい話が多々
ある。ほんとのことは、分かりにくい。


しかし、幼児に『なんで?』『なぜ?』
と聞かれたら、果たして答えられるのか。


『どうして、お腹は鳴るの?』
『なんで、大人は結婚するの?』

『なんで、赤ちゃんはデベソなの?』
『なんで、お母さんにはおっぱいがあるの?』

『なんで、おじいちゃんとおばあちゃんなの』
『なんで、心臓が鳴るの? ドクドクって』


『なんで、頭が禿げるの?』

『なんで、鼻水がたれるの?』
『なんで、おならをするの?』

『なんで、年をとるの?』
『なんで、学校に行くの?』


答えたくなくても、聞かれたくなくても
聞かれたら、医学には〈生理学〉があり
医学者なら、答えられるよね?


医学者に、これだけは身につけて欲しい、
知っていなきゃ困る学問が、〈生理学〉
と言います。医師に、サイエンスを

〈専門〉なんだから、分かるでしょ?
と、幾らでも聞いていい学問が是です。


〈生理学〉を、医学者に質問したいなら
病院やクリニックに通いましょうね。

いい医師なら、み~んな答えられるよね。
名医なら、答えてくれる。迷医には無理
だろうけど。名医なら分かる内容。


さて、誰なら答えられるのかな?










みるよむわかる生理学

ヒトの体はこんなにすごい

著:岡田 隆夫

判型 B5頁 184発行 2015年03月
定価 3,456円 (本体3,200円+税8%)
ISBN:978-4-260-02120-3


序文

「生きてるって何だ!?」
「カラダってどうなってるの?」がわかります

医療専門職をめざす学生に薦める生理学の
サブテキスト。医学部・看護学部で教鞭を
とり、多数の教科書に執筆している著者なら
ではの視点が随所に。わかりやすくユニーク
なたとえ、柔らかな語り口、豊富な図やコミ
カルなイラストなど、生理学理解の敷居を
下げる工夫が満載。体の不思議に迫るコラム、
「なぜ頭痛が起こるの?」「なぜ動物は眠ら
ないといけないの?」などの身近な疑問に
答えるQ&Aコーナーも充実。カラダって、
すごい。




目次


1 細胞の機能とその調節 

    細胞の構造 
    細胞膜 
    細胞内情報伝達 


2 血液 

    血液の細胞成分と液体成分 
    赤血球 
    白血球 
    血小板と血液凝固 


3 免疫グロブリンの働き-血液型とアレルギー 

    免疫と抗体 
    ABO式血液型 
    Rh式血液型 
    HLA抗原 
    アレルギーと自己免疫疾患 
    花粉症 


4 静止電位と活動電位 

    細胞内液と細胞外液 
    静止電位の成り立ち 
    細胞の興奮 
    心筋の活動電位 


5 心臓の電気的活動とその異常-不整脈 

    心臓の電気的活動と心電図 
    心臓における興奮の発生と刺激伝導系 
    徐脈性不整脈と頻脈性不整脈 
    頻脈性不整脈の成因 
    心室細動と心肺蘇生法 


6 心臓の収縮と前負荷・後負荷・収縮性 

    ヒトの心拍出量 
    スターリングの心臓の法則 
    ラプラスの法則 
    心臓の仕事 
    心周期と心室の圧-容積関係 
    収縮性 
    慢性心不全 


7 血圧 

    血圧の単位 
    最高血圧と最低血圧,平均血圧 
    なぜ高い血圧が必要なのか 
    高血圧 
    起立性低血圧 


8 微小循環と物質交換 

    拡散と血液の循環 
    肺におけるガス交換 
    末梢組織における物質交換 
    ショック 


9 呼吸とガス交換 

    生命=エネルギー産生 
    呼吸運動 
    気道の働き 
    肺気量 
    ガス交換 


10 腎臓の役割と排尿 

    腎臓によって調節されるもの 
    浸透圧 
    腎臓による尿の生成 
    クリアランス 
    蓄尿と排尿 


11 消化と栄養素の吸収 

    胃 
    十二指腸 
    空腸と回腸 
    大腸 


12 ホメオスタシス-内分泌とホルモン 

    自律神経とホルモンの役割分担 
    分泌の種類と特徴 
    ホルモンの特徴 
    ホルモン分泌の調節 


13 糖質コルチコイドと炎症 

    副腎 
    副腎皮質ホルモン 
    副腎皮質の機能異常 
    炎症のしくみ 
    炎症に対する糖質コルチコイドとNSAIDsの効果 


14 体温 

    熱の出納 
    熱の放散 
    体温の臨床的意義 


15 骨と皮膚 

    骨 
    皮膚 


16 神経系1-末梢神経・中枢神経(脊髄・脳幹・間脳) 

    末梢神経 
    中枢神経 


17 神経系2-中枢神経(大脳・小脳) 
    大脳 
    小脳 


18 受精・妊娠と胎児の発生 

    減数分裂と生殖細胞の形成 
    女性の性周期 
    受精と卵の着床 
    胚の成長 
    胎児の血液循環 


19 成長と老化 

    成長 
    老化 
    死 


20 感覚-痛みを中心に 

    Q1 気圧と頭痛の関係性はどうなっているの? 
    Q2 なぜ冷たいものを食べると頭がキーンとするの? 
    Q3 なぜ風邪をひくと頭が痛くなるの? 
    Q4 なぜ走ると横隔膜が痛くなるの? 
    Q5 なぜ痛い部分をさすると痛みが和らぐの? 
    Q6 なぜ痛風発作は足の親指の関節に出るの? 
    Q7 なぜ年をとると腰痛になりやすいの? 
    Q8 なぜ肩こりが起こるの? 
    Q9 なぜ「朝のこわばり」が起こるの? 


21 睡眠 

    Q1 なぜ動物は眠らないといけないの? 
    Q2 なぜ眠いと欠伸が出るの? 
    Q3 なぜ欠伸をすると涙が出るの? 
    Q4 欠伸はどうしてうつるの? 
    Q5 なぜ電車で眠くなるの? 
    Q6 なぜ寝入りばなに手足がピクッとするの? 
    Q7 なぜ金縛りは起こるの? 
    Q8 なぜ就寝時にこむら返りが起こりやすいの? 
    Q9 なぜ夢を覚えている時といない時があるの? 


✒索引




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東大病院の中川恵一先生が

〈がん〉について、小中高生に講義を
されるようになり、今の日本における

ふたりにひとり、3人にひとり、という
がんの罹患率に伴い、児童や青少年への
〈がん〉教育が始まった。来年度からは


本格化するそうだ。そうした日本教育が
〈いのちの尊厳〉を、〈道徳〉を、幼い
若い人たちに分かりやすくしていく、
身近な学問。


学習の一環として伝えられる時代がやっと
来たという感じである。あなたにも発症
する可能性がある。そんな病気。


風邪とか、感染症みたいに、がんは?
みんなの〈いのち〉に繋がる問題だよね。


来年度から本格化する、がん教育。
文部科学省が始める人間教育の1つ!


〈人道〉を忘れた人間。みんなで
〈いのち〉のこと、学ぶ機会です。


全国の小中学校、高校で行われるそうです。
大切ないのちのこと。学んで欲しいです!