エゴノキ。
多摩市では、ある一定の区間にて
バス通りに、咲いている木。
和名「エゴノキ」は、
果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい
(えごい)ことに由来する。別名チシャノキ
ロクロギ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の
演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木
(萵苣の木)はこれである。
「齊墩果」が漢名とされる場合があるが、
これは本来はオリーブの漢名である。
ロクロギとも呼ばれる。現代中国語では
「野茉莉」と呼ぶ。
エゴノキは、落葉広葉樹の高木で、
高さは7 - 15メートル (m) ほどになる。樹皮は
暗紫褐色から暗灰褐色で、ほぼ滑らかできめが
細かい。枝はジグザグ状に伸びて、一年枝は細く無毛または星状毛が残る。老木は樹皮に浅い裂け目が入る。葉は互生し、両端のとがった長楕円形で長さ4.5 - 8センチメートル (cm) 。若芽が伸びだしたころは、全体に褐色の星状毛に覆われている。
花期は
5 - 6月ごろ。短い側枝の先端に、房状に白い花を
下向きに1 - 6個つけ、芳香がある。花の直径は約
25ミリメートル (mm) 、花冠は先端が深く5裂
して、大きくは開かずややつぼみ加減で咲く。
雄蕊は10本。品種により淡紅色の花をつける。
果期は10月。果実は長さ10 - 13 mmの卵球形で
灰白色をしており、大きい種子を1個含む。熟すと
果皮は不規則に破れて種子が露出する。冬場は、
果皮が取れて種子だけが残った果実をよく見かける。
果皮に有毒なエゴサポニンを多く含む。ピーク時
には果実にも同量のサポニンを蓄えるが、11月を
過ぎると急激に減少する。エゴサポニンは胃や
喉の粘膜に炎症を起こし、溶血作用もある。
冬芽は互生し、
裸芽で褐色の毛に覆われており、副芽が縦に
1 - 2個つく。葉痕は半円形で、維管束痕が
1個ある。
多摩市では、ある一定の区間にて
バス通りに、咲いている木。
和名「エゴノキ」は、
果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい
(えごい)ことに由来する。別名チシャノキ
ロクロギ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の
演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木
(萵苣の木)はこれである。
「齊墩果」が漢名とされる場合があるが、
これは本来はオリーブの漢名である。
ロクロギとも呼ばれる。現代中国語では
「野茉莉」と呼ぶ。
エゴノキは、落葉広葉樹の高木で、
高さは7 - 15メートル (m) ほどになる。樹皮は
暗紫褐色から暗灰褐色で、ほぼ滑らかできめが
細かい。枝はジグザグ状に伸びて、一年枝は細く無毛または星状毛が残る。老木は樹皮に浅い裂け目が入る。葉は互生し、両端のとがった長楕円形で長さ4.5 - 8センチメートル (cm) 。若芽が伸びだしたころは、全体に褐色の星状毛に覆われている。
花期は
5 - 6月ごろ。短い側枝の先端に、房状に白い花を
下向きに1 - 6個つけ、芳香がある。花の直径は約
25ミリメートル (mm) 、花冠は先端が深く5裂
して、大きくは開かずややつぼみ加減で咲く。
雄蕊は10本。品種により淡紅色の花をつける。
果期は10月。果実は長さ10 - 13 mmの卵球形で
灰白色をしており、大きい種子を1個含む。熟すと
果皮は不規則に破れて種子が露出する。冬場は、
果皮が取れて種子だけが残った果実をよく見かける。
果皮に有毒なエゴサポニンを多く含む。ピーク時
には果実にも同量のサポニンを蓄えるが、11月を
過ぎると急激に減少する。エゴサポニンは胃や
喉の粘膜に炎症を起こし、溶血作用もある。
冬芽は互生し、
裸芽で褐色の毛に覆われており、副芽が縦に
1 - 2個つく。葉痕は半円形で、維管束痕が
1個ある。